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収穫表作成システムLYCS 3.3

収穫表作成システムLYCSとは?

 収穫表作成システム(LYCS:ライクス)は、スギ・ヒノキ・カラマツ人工林に対して適切な間伐計画の指針を提供することを目的として開発されたマクロプログラムです。
 このシステムは以下のような特徴を持っています。
1)間伐計画(時期、方法、強度)を設定すると、それに応じた収穫表と材価が出力されます。
2)様々な間伐計画を試すことにより、生産目標に応じた間伐計画を行う手助けをします。
3)植栽時からだけではなく、成長途中の林分についても、その後の成長を予測できます。
4)現実林分のデータを用いれば、より精度の高い予測ができます。
5)市況をふまえた径級別の材価、採材区分を入力すれば、より現実的な材価が予測できます。

対象とする地域および森林は?

 この収穫表作成システム(LYCS)は、表のように全国のスギ・ヒノキ・カラマツ人工林に対応しています。他の地域においても、近隣の地域を選んだうえ、現実林分のデータを利用して適切な地位を選択すれば、十分に利用可能な推定ができるでしょう。

表 LYCSが対応している樹種、地域、林齢(平成21年5月現在)
表 LYCSが対応している樹種、地域、林齢
注:カッコ内の数字は対応する林齢を示しています。

使い方は?

 LYCSWindows版Microsoft Excel2003、2007、2010上で作動するマクロです。Mac版Excelについては、Excel 2011での作動を確認していますが、作動速度が遅く、不安定な場合もあることから、Windows版での使用を推奨します。2011以前のMac版Excel(例えば2008、2004)では作動しません。
 おおまかには、図1のような手順で利用します。詳しい使い方は、プログラムと一緒にダウンロードされるマニュアルを、LYCSの仕組みなど詳しい説明は解説書をご覧下さい。
図1 LYCSの利用手順
図1 LYCSの利用手順 (PDF:329KB)

LYCSの開発は?

 LYCSの原プログラムは白石則彦(東京大学)により開発されました。その後、白石の許可のもと、松本光朗(森林総合研究所)が中心となりLYCSの改善・開発を進め、田中邦宏(森林総合研究所)、笹川裕史(現神奈川県 自然環境保全センター)、中島徹(東京大学大学院)とともに、Excelマクロへの移植、インターフェースの改善、機能の追加、パラメータの導出等を行いました。松本による改善・開発の一部は、森林総研交付金プロジェクト「要間伐林分の効率的施業法の開発」による支援、および林野庁森林環境保全先端技術導入機械開発事業のもと社団法人林業機械化協会の支援を受けました。LYCSの公開については、白石および林野庁、社団法人林業機械化協会の合意を得ています。

LYCSを利用するには?

 LYCSver3.3およびその微修正版については、どなたでも無償で利用できます。プログラムやマニュアル、解説書など一式をまとめた圧縮ファイルを以下からダウンロードください。圧縮ファイルを解凍し、まずReadMe.txtに目を通し、マニュアルを熟読のうえ利用下さい。質問等についてもマニュアルをご覧下さい。
 ただし、LYCSver3.3の使用およびその結果によって、使用者に不利益が生じても開発者は責任を負いません。また、本プログラムを開発者の許可なく改変、移植することを禁止します。


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文責:研究コーディネータ 松本光朗

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