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定山渓森林理水試験地
沿革

  • 北海道札幌市郊外、石狩川支流豊平川流域の国有林内にあります。
  • 天然の針広混交林が広がる北海道の積雪寒冷地において、森林水文学研究のために1987年に開設されました。
  • 本試験地には2つの流域 (時雨1の沢1.998ha、時雨2の沢6.071ha) があり、開設時は対照流域法による試験 (時雨1の沢の森林を皆伐) が予定されていましたが、諸事情により中止となりました。今後も伐採をおこなう予定はありません。
  • 開設当初は堰堤の漏水や冬期の流水凍結などの問題があり、年間を通しての観測は1991年にはじまりました。観測は現在も続いています。
データ期間

項目
日降水量
日流出量
出典〵観測地点
気象露場
時雨1の沢
時雨2の沢
1
1991-2001
1991-2001
1991-2001
2
2002-2007
2002-2007
2002-2007

出典
  1. 阿部俊夫・山野井克己・坂本知己・中井裕一郎・北村兼三・鈴木覚・清水晃(2010)定山渓森林理水試験地観測報告(1991年1月〜2001年12月),森林総合研究所研究報告,9(2),75-102.
  2. 阿部俊夫・山野井克己・北村兼三・中井裕一郎・鈴木覚・坂本知己・高橋正義(2011)定山渓森林理水試験地観測報告(2002年1月〜2007年12月),森林総合研究所研究報告,10(2),109-129.
試験地諸元

所在地 北海道札幌市南区定山渓 流域地形図
水系 石狩川水系 (豊平川流域)
緯度 北緯42° 59'
経度 東経141° 10'
標高 (m) 305*
*気象観測露場

時雨1の沢 時雨2の沢
流域面積 (ha) 1.998 6.071
標高 (m) 311〜441 319〜477
地質 石英斑岩 (新第三紀中新世)
土壌 褐色森林土
植生 針広混交天然林 (トドマツ、ミズナラ、シナノキ、
イタヤカエデ、カツラなど)
平均気温 (゚C) 5.8**
年降水量 (mm) 1292**
**1991〜2007年の平均値 (ただし、気温は推定値)

現地の様子

開葉直後の時雨1の沢 厳冬期の時雨2の沢 60°Vノッチと凍結防止用赤外線ランプ
それぞれの写真をクリックすると、より大きな画像をご覧になれます。

連絡先

独立行政法人 森林総合研究所 北海道支所 寒地環境保全研究グループ